NTTがNTTドコモを子会社化!1株3900円でTOB実施へ

NTTがNTTドコモをTOB 日本株

9月29日の0時ころにNTTドコモがNTTの完全子会社になるということが報じられました。

9月29日の引け後に正式発表されましたが、NTTドコモは日本電信電話(NTT)にTOBされ完全子会社されるようです。それに伴い、NTTドコモは上場廃止になることが濃厚です。

TOBは4兆円以上になり、国内過去最高額になるようです。

そんなNTTのTOBによる影響を見ていきましょう。

NTTがドコモをTOBする理由

NTTはなぜドコモをTOBして完全子会社化するのか。

その理由は以下のように書かれていました。

  • グループ経営資源の活用による通信事業の競争力強化
  • グループ連携強化による、法人ビジネス、スマートライフ事業の強化
  • グループ全体のリソース活用による研究開発体制の強化

主にグループ間の連携を強化することですべてを効率化しようということですね。直近では5Gですが、今後の6Gも見据えた体制強化となるようです。

NTTグループの中で最大の稼ぎ頭であるドコモの経営リソースを最大限利用できるのはかなりの強みではないでしょうか。

特にネットワーク環境はすでに必要不可欠な領域になるので、今回のTOBでグループ間の連携が強まるとかなり有利に進められるようになるのではないでしょうか。

NTTドコモのTOB価格は1株3900円

NTTがNTTドコモに対して行うTOB価格は1株3900円です。

この発表がされる前のNTTドコモの終値は2775円だったので、40%上乗せされた価格になります。

通常は30%程度上乗せされるのですが、菅総理の携帯料金値下げ圧力で株価は直近高値の3136円から大幅に下落していたこともあり、かなり上乗せされた形になります。

耐え抜いたホルダーは歓喜の価格になりますね。

空売りをしていた人はご愁傷様です。

TOBにかかる費用は4兆円超えと国内では過去最大のTOBになるようです。まさかNTTドコモのような時価総額が1兆円を超えている企業がTOBされるとは思ってもいませんでした。

ちなみに、TOBの発表でNTTドコモはストップ高になりましたが9月29日時点で時価総額10兆円を超えました。対する親会社の日本電信電話の時価総額は8兆円です。

親子の時価総額が逆転してしまいました。いびつな親子上場ですが、ドコモは今後は上場廃止になることが濃厚なので特に気にしなくてもいいかもしれませんね。

NTTドコモは上場廃止が濃厚

TOBで100%子会社化される場合は基本的に上場廃止となります。市場に株式が出回らないでの当然かも知れませんが、日経225採用企業が1つ消えてしまいます。

TOB発表後に配当予想も修正され、期末配当は0円となったので、期末までには上場廃止となりそうです。

TOBとなると持ち株は市場での売却かTOBに応じて売却か持ち続けるの3択になります。ただ、個人投資家がTOBで上場廃止する株を持ち続けるのは換金がしづらくなったりとややこしいのでメリットはないでしょう。

また、TOBに応じるという手もありますが、手続きがややこしいです。

素直に市場で売却してしまうのが懸命ですね。1株3900円でTOBが行われるので、3900円に指値を出しておけばいずれNTTが買い取ってくれます。

持っている人はひとまず3900円に指値を出しておきましょう。

KDDIとソフトバンクは値下げの圧力に耐えられるのか

ドコモはNTT傘下に完全子会社されるので、強固な財務基盤を築くことになるはずです。経営リソースが潤沢になる分、政府からの値下げ圧力にも応えられるかもしれません。

ただ、KDDIとソフトバンクはそういったわけにもいかないので、今後、2社がどのような対応をしていくのか見届けていきたいですね。

個人的には菅総理の携帯料金値下げ圧力がどのような方向になるのか見定めてから買うか考えたいと思っています。

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